【レビュー】スイッチボットを使って昔ながらの照明スイッチをスマホで操作できるようにした

レビューまとめ

【レビュー】スイッチボットを使って昔ながらの照明スイッチをスマホで操作できるようにした

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部屋の電気をスマホで操作したい!

スマホで操作できる小さなロボットアーム、Switch Bot(スイッチボット)を購入しました。

その理由はと言うと…

昔ながらの照明スイッチ。ボロいぜ

部屋の照明スイッチをスマホで操作できるようにするためです。

最近のシーリングライトならリモコンを使って点灯・消灯ができる物もありますが、

我が家の照明は昔ながらのアナログスイッチ。なので当然、部屋の電気をつけるには

このスイッチがある部屋の入口まで、立って移動しなければなりません。

・椅子から立ち上がって
・少しだけ歩いて
・スイッチを押す

ほんの数秒で済む動作ですが、

この無駄な動きを人生であと何回繰り返すのかと思うと急に嫌気がさして来ました。

なんとかして部屋の電気を遠隔操作したい!と思い、何かいい商品はないかと探して

見つけたのがスイッチボットです。

スイッチボットは小さなアームをスマホで遠隔操作できるアイテム。

どんなスイッチでも物理的に遠隔操作できるようになります。

両面テープでどこにでも貼り付け可能で、古い照明でも遠隔操作できるようになる…

これぞまさに求めていたアイテム!早速開封して設置してみようと思います。

早速開封・設置してみる

パッケージの表面

パッケージの裏面。このイラストのような環境にしたい!

内容物。簡単なマニュアルと予備の両面テープが入っています

本体裏面のテープと予備のテープ

本体の裏面には3Mの両面テープが付いています。

この両面テープ、本体の半分くらいしか面積がありませんが、

粘着力が超強力なので半分だけでもしっかりと貼り付きます。

(このテープの粘着力が強すぎるせいである問題が…あとで紹介します。)

絶縁シートを引っぱると電源が入ります

本体は内蔵されている乾電池で動作します。電池の寿命は約600日!

電池が長持ちで、バッテリーを充電する手間がないのはラクですね。

実際に取り付ける前に試運転をしてみましょう。

まずはマニュアルに載っているQRコードから公式アプリをダウンロードします。

アプリのホーム画面

スマホのBluetooth設定をONにしておけばすぐにスイッチボットと繋がります。

面倒なペアリング作業などはありません。

アイコンをタップするとアームを動かすことができました。

面倒な接続設定などもなく、簡単に使い始めることができます。

スイッチボットは押す動作だけでなく、引く動作もすることができます。

なので先程の写真に載せたフックを照明スイッチに貼り付けることで、

1台のスイッチボットで照明の入り・切りをすることができます。

初期設定のスイッチボットは「押すモード」になっているので、

詳細設定画面を開いて「スイッチモード」に変更しましょう。

本体の詳細設定を選んで…

「押す」モードから「スイッチ」モードに変更

スイッチを押したり引いたりすることが可能になりました

 

設定画面ではタイマー機能、曜日ごとの動作設定をすることができます。

平日の朝、決まった時間に部屋の照明をつけるなどの設定も可能です。

フックと本体を取り付ける方向に注意!

それでは照明スイッチにフックを取り付けましょう。

押す・引く動作ができるアームと、このフックを組み合わせることによって

1台のスイッチボットで部屋の照明を入り・切りできるようになります。

スイッチボット本体は照明スイッチの下に取り付ける予定なので、

フックが下向きになるように貼り付けました。

これが原因でまさかの事態が起きます。

本体を貼り付ける前に、手で持って動作確認をしてみましょう。

……動きません。

押すのは問題ないけど、引っぱるのがダメです!

フックが下向きだとアームの力が分散してしまって、

照明スイッチを持ち上げることができないようです。

仕方がないのでフックを横向きに貼り直そうとしたところ、

テープの粘着力が強すぎて全然取れません。素手ではビクともしません。

剥がそうとして思いっきり引っぱると、照明スイッチ自体が取れそうになりました。

(仕方がないのでカッターで削ぎ落としました。)

フックが1つ無駄になってしまいました…予備が付属していてよかったです。

予備のフックを横向きに貼って、本体を照明スイッチの横に設置したところ、

問題なく操作することができました。

スイッチボットは必ず照明スイッチの横に設置するようにしましょう。

スイッチボットを横向きに貼り付けると、本体が照明スイッチのカバーからはみ出てしまいます。

取れてしまわないか心配になりますが、テープの粘着力がかなり強いので問題ありません。

何十回かアームを動かして照明を入り切りしてみましたが、

本体が浮いてきたり、ガタついたりすることはありませんでした。

粘着力がすごい。

照明スイッチの遠隔操作が実現!

そんなわけで、スイッチボットの設置が完了しました。

両面テープで簡単に貼り付けられて、スマホとの連動もすぐに完了するので、

本体を開封、設置して使い始めるまでに10分もかからないと思います。

照明スイッチを遠隔操作するという環境を、とても簡単に実現できました。

嬉しいですねぇ〜

スイッチボットの注意点

本体を貼り付ける位置に注意!

スイッチボット本体とフックの取り付け位置は十分に注意しましょう。

照明スイッチの下に貼り付けると、アームの力が逃げてしまって

照明スイッチを動かす事ができませんでした。

スイッチを横に設置したら問題なく照明を入り切りすることができました。

スイッチボットは必ず照明スイッチの横に設置するようにしましょう。

また、貼り付ける位置を事前によく考えて、

貼り付け作業は一発で終わらせるようにしましょう。

予備のテープが付属しているので一応失敗しても大丈夫ですが、

テープの粘着力が超強力なため、一度貼ってしまうとなかなか剥がすことができません。

(カッターで削ぎ取らないと剥がせないくらい強力です。)

スイッチボット単体だと音声操作できない

これは買ってから気づいたのですが、スイッチボット単体だとスマホのBluetoothが

届く範囲でしか操作できないため、音声操作や外出先からの操作ができません。

こういう製品ってスマートスピーカーと連動とか、帰宅途中にスマホから操作とか

できそうな感じがしますが、そういった機能を使うにはスイッチボットハブという

機器を追加で購入する必要があります。

スイッチボットを音声だけで操作したい、外出先から操作したい場合は、

スイッチボットハブも必要になるので注意しましょう。

日常の細かい不満をIoTで解消しよう

スイッチボットのおかげで、部屋の電気を椅子に座ったまま操作できるようになりました。

「IoT技術で暮らしが変わる」とか言われても、自分にはあまり関係がないことだと

思っていましたが、日常の細かい不満点や、仕方なく行っていた無駄な動作を

機械に任せて効率化できるのがIoT技術の本質ではないかと感じることができました。

これからも暮らしに潜む細かい不満点をIoT技術でガンガン効率化していこうと思います。

皆さんもIoT技術で解消できそうな、日常に潜む無駄な動作を探してみましょう。

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