キーボードが肩こりの原因?
パソコンを長時間使っていると肩の筋肉が凝り固まり、辛い肩こりになります。
肩こりが酷くなると、腕や首を動かすのも辛いほどの痛みが伴います。
定期的に作業を中断して、ストレッチや軽い運動を効果的に行えば肩こりを
予防することはできますが、気がつくとパソコン作業に夢中になってしまい、
そういったストレッチをなかなか実践できないのが現実だと思います。
そんなパソコン作業による肩こり、実はキーボードに原因があるかもしれません。
キーボードは肩への負担が大きい
皆さんが普段使っている普通のキーボードは、肩や腕への負担がかなり大きいです。
普通のキーボードでタイピングをすると、身体の両脇を締めて、前傾姿勢になり、
肩を丸めるような体勢になります。この体勢のまま長時間動かずにいると、
肩まわりの血流が悪くなり、肩や腕の筋肉が凝り固まってしまいます。
そんな、肩こりになりやすい体勢をキープしてしまう普通のキーボードとは違い、
自然な体勢をキープして、肩への負担を軽減できるのが「分割キーボード」です。
分割キーボードなら肩こりを改善できる
分割キーボードは人間工学に基づいてデザインされたキーボードです。
普通のキーボードは、キーが横並びにキッチリと敷き詰められていますが、
分割キーボードはキーが中央で分割されて、V字形に広がるデザインになっています。
この左右に広がるデザインが、肩への負担を減らしてくれる重要なポイントです。
キーの左右の間隔が広がることで、タイピングをするときに両脇を締める
必要がなくなり、身体が肩を丸める体勢になるのを防いでくれます。
分割キーボードを使用すれば、肩への負担が少ない、自然な体勢を
キープしながらタイピングをすることができます。
分割キーボードは普通のキーボードと比べると変わった形をしているので、
初めは慣れるまで練習が必要です。しかし慣れれば普通のキーボードよりも
格段に使いやすく、自然な体勢をキープできるので肩への負担が軽減します。
分割キーボードを使用して、パソコン作業による辛い肩こりを改善しましょう。
Amazonで買える分割キーボードまとめ
サンワダイレクト 400-SKB063
サンワサプライは日本のパソコン周辺機器メーカー。
キーがV字形に配置されたキーボードです。
自然と手首にフィットするデザインで、肩への負担を軽減します。
スクロールとマウス操作ができるトラックパッド付き。
サンワサプライ SKB-ERG3BK
V字形配列のキーボード
自然な体勢でタイピングができるエルゴノミクス(人間工学)デザイン。
肩の負担を軽減してくれるV字形配列のキーボードです。
手首を保護する大きめサイズのリストレストが付いています。
マイクロソフト LXN-00018
マイクロソフトの分割キーボード
緩やかな傾斜のあるデザインの分割配列キーボードです。
手を包み込むようなデザインで、身体の姿勢を自然な位置に保ちます。
手首を保護する大きなリストレストが付いています。
マイクロソフト 5KV-00006
左右に大きく分かれてたデザインのキーボード
先進的なエルゴノミクスデザインのキーボード。
左右に分割されていて、中央に大きな隙間のある特殊な構造です。
左右の手の間隔が広がるので、肩への負担を軽減してくれます。
ぺリックス PERIBOARD-507II
ペリックスはドイツのパソコン周辺機器メーカー
V字形のキー配列とトラックパッドを搭載したキーボード。
大きめの本体とカーブした立体的なデザインが特徴です。
長時間使用しても疲れにくいエルゴノミクスデザインです。
ケンジントン Pro Fit Ergo
ケンジントンはアメリカのパソコン周辺機器メーカー
V字形の配置と緩い傾斜が肩への負担を軽減してくれます。
キーを押しても音がしない静音仕様なのでタイプ音が気になりません。
表面は防滴仕様なので水をこぼしても安心です。
Mistel BAROCCO MD770 RGB
Mistelは台湾のキーボード専門メーカー
キーボードを左右に分割できるので、自然な体勢でタイピングができます。
底面のゴム足を取り外しすることで好きな角度に調整できます。
パソコンとの接続と左右のキーボードの連結はUSB-C端子を使用します。
Kinesis Freestyle2 for PC
Kinesisはエルゴノミクスキーボードを販売するアメリカの企業
左右で完全に分離した構造のキーボード。
左右の手の間隔が広がり、身体が肩を丸める姿勢になるのを防ぎます。
手の位置や肩幅に合わせて間隔を調整できる分割キーボードです。
分割キーボードで肩こりを改善しよう
分割キーボードは変わった形をしていて、最初は戸惑うかもしれませんが、
使い慣れるとタイピング速度がアップして、肩こりも予防することができます。
分割キーボードを使って、最適なパソコン環境を手に入れましょう。
この記事に関するコメント