人それぞれにこだわりがあるスマホケース
みなさんは普段使っているスマホのケースに「こだわり」はありますか?
大半の人はスマホにケースをつけていると思います。落としてしまったときが怖いですからね。
そんなスマホケースにも様々な種類がありますよね。ソフトタイプ、ハードタイプ、手帳型などなど…
素材・デザイン・強度など、スマホケースにも人それぞれにこだわりがあると思います。
私はスマホのケースだと透明なクリアケースが好きです。iPhoneには必ずクリアケースをつけるようにしています。
クリアケースが好きな理由は、iPhoneの美しいデザインを邪魔しないからです。
透明じゃないケースを付けるとiPhoneの洗練されたデザインを楽しめないからね。

うわ、Apple信者かよ…
別にスマホの「デザイン」を楽しんでもいいでしょ!!!!
価格や機能だけでなく、デザインだってスマホを選ぶときの重要な要素ですよ。
半年使ったクリアケースはどのくらい“黄ばむ”?
クリアケースはスマホを保護しながらデザインを楽めるのが素晴らしいのですが、ひとつだけ大きな欠点があります。
それは、使い続けているうちに黄ばんでくることです。
使ったことがある人は分かると思いますが、クリアケースは数カ月使用すると濁った色に変色してきます。
半年間使ったクリアケースがこちら。な〜んか少しだけ茶色っぽい色をしてますよね。
でもケースの向こう側はまだ透けて見えているので、それほど「黄ばんでいる」ようには見えませんね…
半年間使ったクリアケースをiPhoneに取り付けたものがこちら。
正直、そんなに違和感は無いですよね。この状態なら黄ばみはそれほど目立ちません。
保護ケースとしては普通に使えますし、相当神経質な人でもない限り気にする必要はないと思います。
しかし、半年間使ったクリアケースを新品のケースと並べてみると、その違いがはっきりと分かりました。
【比較】新品のケースと比べると“黄ばみ”が一目瞭然!
半年間使ったクリアケースと新品のケースを並べてみました…うわ汚ったね。
見れば分かると思いますが、左が新品のケースで右が半年間使ったケースです。

たったの半年で結構色が変わるんだね!
左の新品のケースは透き通っていて、まったく濁ってないですね。「THE・クリア」って感じです。
一方、右の半年間使ったケースは明らかに黄色っぽい色に変化しています。
たった半年使っただけでこんなに黄ばんでいました。ビックリですね…
ちなみにこのクリアケース、もっと使い続ければさらに黄ばみますよ。1年間使ったクリアケースとかもう茶色ですよ茶色。
そんな黄ばんだクリアケースですが、普段から丁寧に扱っていたのでケースが汚れて黄ばんだ訳ではないと思います。
いたって普通の環境で使用していました。汚れた手で触ったことも無いし、道路の水たまりに落とたこともありません。
ではなぜ、クリアケースは普通に使っているだけでも黄ばんでしまうのでしょうか?
TPU素材が黄ばむ原因は「太陽光の紫外線」
スマホのクリアケースが黄ばんでしまうのは、太陽光の紫外線が原因です。
クリアケースの原材料である「TPU素材」は紫外線が当たると、化学反応を起こして濁った色に変色してしまいます。
ケースの表面に汚れが付いてる訳ではなく、ケースの素材自体が変色してしまっていたんですね。
そのため、クリアケースは汚さないように日頃から丁寧に扱っていても、数ヶ月経つとケースが黄ばんでしまうのです。

紫外線が原因なら…外ではスマホを使わなければいいんじゃない!?
(スマホを外で使わない人がいるかどうか分かりませんが)それでも無理です。紫外線は部屋の中にもガンガン降り注いでいます。
紫外線は部屋の窓ガラスはもちろん、UVカットカーテンを使っても完璧に遮断することはできません。
日差しが強い夏の時期は、ずっと部屋の中にいた人でも日焼けすることが結構あるみたいですからね。
つまり、普通に生活していると紫外線を避けることはできないので、
『クリアケースの黄ばみを防ぐことは不可能』ということですね。悲しいなぁ…
クリアケースの黄ばみは「落とせない」表面を洗っても削ってもダメ

ケースの黄ばみってハイターとか紙やすりを使えば落とせそうじゃない?
クリアケースの黄ばみって工具や薬品を上手く使えばキレイに落とせそうな気がしますよね?
それについて検索してみると、もう試している人がいました。やっぱり何をしてもダメみたいです。
↑こちらの記事がとてもわかりやすく、参考になりました。ありがとうございます。
黄ばんでしまったTPU素材は、どんな方法でも黄ばみをキレイに除去することはできません。
- 洗剤で洗う
- ハイターに漬ける
- 紙ヤスリ等で表面を削る
- ラッカーシンナーで表面を溶かす
黄ばみを落とすために様々な方法を試していますが、どんな方法でも黄ばみを落とすことはできないようです。
ケースの黄ばみは表面に付いた汚れではなく、紫外線による化学反応ですからね…
ゆで卵を生卵に戻すのは不可能なのと同じで、変色したクリアケースを元に戻すのは無理みたいです。
【対策】クリアケースを透明なまま使い続けるには?
ガラス素材のケースを使う

黄ばみなんて絶対ヤダ!透明なケースが好きなのよ!
「透明なスマホケースが好き!黄ばむのは絶対イヤ!」という場合はどうすればよいのでしょうか?
そういう場合はガラス素材を使用しているスマホケースを使うのがおすすめです。
側面の持つ部分だけがTPU素材で、背面はガラス素材になっているスマホケースがあります。
↑こういうやつですね
ガラスならTPU素材と違って、紫外線が当たっても黄ばむことはありません。半年以上使っても安心ですね。
1つのケースを長い間使い続けたい!という人は、ガラス素材のケースを使ってみるのがおすすめです。
注意点として、ガラス素材なんで触り心地は硬いです。TPU素材のソフトな感触が好きな人も多いですからね。
あと、ガラス素材なんで強い衝撃で割れてしまう可能性があります。スマホをよく落とす人は要注意ですね。
「クリア素材」以外のケースを使う
紫外線で変色してしまうTPU素材ですが、最初から色がついていれば変色しても目立ちません。
ケースが黄ばんで汚くなるのが嫌な場合は、クリアケースではなく色のついたケースを使うのもありですね。
iPhoneなら様々な色のケースが発売されていますから、自分に合ったケースも必ず見つかるはずですよ。
半年に1回くらい買い換える

黄ばむって分かってるならさぁ、クリアケース使わなければよくね?
ここまで「クリアケースが黄ばむのを防ぐのは不可能」と書いてきましたが、
黄ばむと分かっていても、それでもクリアケースが好きなんです。
最初から色のついたケースだとiPhoneのデザインを楽しむことができません。
iPhoneの美しいデザインを楽しめるのはクリアケースだけなんです!
あとTPU素材のソフトな感触が好きなので、黄ばむと分かっていてもつい使ってしまいます。
結局、一番ラクな対策は「クリアケースが変色したら買い換える」ことです。
iPhone用のクリアケースならAmazonでの品揃えも豊富ですからね。
安いクリアケースならAmazonで400円とかで買えます。これなら頻繁に買い換えることもできますよね。
「透明でキレイなクリアケース」は消耗品だと割り切りましょう。消耗品だよね…
【結論】半年に1回くらい買い換えよう。
クリアケースの黄ばみについて色々と書いてきましたが、結論はこれです。
クリアケースは黄ばんで変色してきたら買い替えましょう。
クリアケースが黄ばむ原因について調べた結果、「クリアケースの黄ばみを防ぐのは不可能」という悲しい事実にたどり着きました…
スマホに太陽の紫外線を一切当てないように生活すれば黄ばみを防ぐこともできますが、そんなことは現実的にはムリですよね。
iPhoneのクリアケースはどれも1000円前後で買うことができます。Amazonなら400円とかで売ってますよ。
Amazonで安い商品を販売している業者はいかにも怪しいですが、まぁクリアケースは高くても安くても性能に大差はありません。

クリアケースは高くても安くても「黄ばみを防ぐことは不可能」
クリアケースを透明なまま使い続けるには、安いケースを定期的に買い換えるのが正解だと思います。
「絶対に黄ばまないクリアケース」があればベストなんだけどね…
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